開園以来１０年培ってきた「英語イマージョン教育」と合わせて、今年度より子どもひとりひとりの成長を大切にする「モンテッソーリ教育」の環境を準備しました。おかげさまで年長組の子どもたちがとても充実した時間を毎日過ごしています。そしてこの度２０２４年度より「イマージョン教育」と「モンテッソーリ教育」を保育の二本柱としてあゆみはじめることになりました。

子どもにはもともと「自分で育つ力」を持っています。花と同じです。花も環境を整えたら自然に花を咲かせていきます。子どもも同じです。発達に合わせた環境を整えると子どもは「やってみたい！」「しりたい！」という学びの気持ちがどんどん湧き出てきます。その中で自分でやりたいことを見つけ、自身が考え、自分で発見し、自分で判断し、問題解決しようとする経験をします。まさにこれからの「生きる力」に結びついていくことでしょう。私たち大人は、子どもたちがやりたいことを見つけ、興味あることに没頭できる「豊かな環境を整える」ことにこころを注いで参りたいと思います。

ネイティブの先生もひとりひとりにたくさん声をかけることができるようになるでしょう。「みんな」に対してではなく、「あなた」に英語で話しかけるので、子どもも安心して英語に浸ることができるでしょう。一人一人の気持ちにも寄り添いながらイマージョン教育ができるのではないかと楽しみにしているところです。

私たちの園にはさまざまな国籍の先生、子どもが在籍しております。毎日一緒に過ごすことによって多様性を尊重し合う大切さも学ぶことができるでしょう。これから始まるのでまだ完璧ではありませんが、子どもの可能性を信じ、教職員一同心合わせて子どもたちの成長を応援していきたいと思っています。ご興味がある方はぜひ一度園に見学にお越しいただけたら幸いです。

御影インターナショナルこども園
園長　澤井 育子